新旧DayDreamView比較してみた。
おうちハック活動のまとめ
はじめに
ついに日本でも第二世代のDayDreamViewが発売されました!
第二世代が発売してから少し経ってしまいましたが、どのような違いがあるか、20ドル高くなっているがその分の価値はあるのか見ていきたいと思います。
最初から結論
結論からいくと、第二世代はものすごく快適になっているので、DayDreamViewを買う時は第二世代を選びましょう!ということです。
どんなアップデートがされたのかみていきましょう。
※以降写真は、左が第二世代、右が第一世代です。
レンズが大きくなった。
第一世代では、円形だったレンズも第二世代ではHMDに収まるサイズの限界までレンズが大きくなっています。
実際にこの2つで同じコンテンツを見ても、第二世代のほうが視野角が広い印象です。
第一世代ではレンズが小さいため印象としては双眼鏡を覗いているような状態でしたが、第二世代ではより広い視野角でVRを楽しむことができます。(視野角は約10度ほど拡大しているようです)
大きくなったのにも加えて、スイートスポットも広くなっておりピントを合わせやすくなりました。
ヒートシンクと頭頂部ストラップの追加
画像の赤丸で囲まれた部分が第二世代で追加された部分です。
まずヒートシンクですが、こちらはマグネシウムヒートシンクが追加されました。
DayDreamに限らずモバイルVRのコンテンツはスマートフォンが熱くなりがちですが、これによって第一世代よりもより長時間コンテンツを楽しむことができるようになるかと思います。
次に頭頂部のストラップですが、こちらも便利なアドオンですね。DayDreamView第一世代では上のストラップがないので、キツめにしめないとHMDが重みでずり落ちてくる心配がありました。(しかし、キツく締めると頭が痛くなりますね…)
このストラップでそういった心配も解消されるため、より快適にコンテンツを楽しむことができるかと思います。
(なお、このストラップは任意で外せるようになっているので、邪魔な場合は取り外すこともできます。)
鼻の溝が鋭く変更とフェイスパッドが快適になった!
つけ心地の観点からも紹介したいと思います。
HMDでは外から光が入ってくると没入度が下がってしまう問題が有りますので、重要な観点です。
第二世代では密閉性がとても高まりました。
海外製のHMDでは鼻の部分が大きく空きがちで、第一世代は実際鼻から光が多く入ってきてしまいます。
一方第二世代では、鼻の部分の溝がよりシャープに確保されており光が入ってくる量は目に見えて減少しました。
その他、細かな変更としてフェイスパッドも変更がなされており、フィット感を高めています。
実際に上からの画像で比べてみると、おでこの部分は深めに取られており(水色と緑の線)、側頭部にかけての部分も奥までカバー(赤丸)できるようになりました。
コントローラも地味に変わった
こちらは大きな変更はありません。これまで通りのボタン数と機能となっています。
細かな変更点として、各ボタンの凹みと出っ張りが少し強くなりました。特に第一世代と比べてAppButtonがぽこっと出るようになりました。
DayDreamコンテンツはホームボタン(○のボタン)を押すとホーム画面に戻ってしまいますが、初心者の人はAppButtonと勘違いしてそこを押しがちです。
今回出っ張りが追加されることで、ボタンの押し間違いというのも減るのではないかと自分は期待しております。(外から説明もしやすいですしね。)
まとめ
第二世代のDayDreamは、新たにスペイン、イタリア、フランス、韓国、日本の5カ国で新たに販売されるようになりました。
とはいえ、まだ対応機種も少ないので市場としてはまだ活発ではないですね…。これを皮切りに今後の広がりが気になる所です。
Share this post
Twitter
Google+
Facebook